【施工事例紹介】NOT A HOTEL ISHIGAKI「EARTH」——藤本壮介が描く、“もう一つの地球”に白を宿す
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- 7月17日
- 読了時間: 3分
更新日:7月18日
石垣島の建築シーンにおいて、ひときわ異彩を放つヴィラ——それが、NOT A HOTEL ISHIGAKI「EARTH」です。
およそ3,000坪という広大な敷地に、たった一棟だけ建てられた贅沢なヴィラ。この唯一無二のプロジェクトを手がけたのは、大阪・関西万博2025の会場デザインプロデューサーとしても知られる世界的建築家、藤本壮介氏。
彼の代名詞でもある「自然と建築の境界を曖昧にする空間設計」は、ここ石垣島でも圧倒的な存在感を放ちます。
本ヴィラ「EARTH」は、“もう一つの地球”というコンセプトを建築として具現化した作品。この洗練されたデザインにふさわしい素材として、左官材モールテックス(MORTEX)をご採用いただきました。
モールテックス施工|特注色“白”が紡ぐ、建築と自然の調和
今回、ヴィラの室内壁・天井、テラスの壁・軒天にかけて、特注色のホワイトモールテックスを施工いたしました。
この白は、単なる“白”ではありません。
石垣島の空と海の“青”と呼応するような、繊細で奥行きのある色味。
やさしさと凛とした力強さが共存する仕上がりは、空間全体に静けさと浮遊感をもたらしています。
モールテックスは、屋内外を問わず使用できる高耐久な左官材であり、滑らかな手触りと高級感のある質感表現が可能です。
軒天やテラスなど、紫外線や雨風の影響を受けやすい環境下でも、長期的にその美しさを保ちます。
テクスチャと色彩の吟味——設計意図に寄り添う左官仕上げ
職人の鏝遣いによるテクスチャのニュアンスやムラ感にもこだわり、何度も設計者とすり合わせを重ねながらサンプル調整を行いました。
「空気感までも設計する」と言われる藤本氏の建築において、仕上げ材の“肌感”そのものが空間体験の一部。
その思想に共鳴しながら、自然と建築の調和を支える左官表現を追求しました。
仕上げに込めた想い
建築設計において、仕上げ材の質感や色彩は、空間体験を大きく左右する重要な要素です。
今回のように、モールテックスのような意匠性と機能性を併せ持つ左官材は、ホテル・ヴィラ・商業空間といった高品質な建築において、有力な選択肢となります。
今後も、設計者のヴィジョンに寄り添いながら、素材と技術で空間価値を高める施工を行ってまいります。
📌プロジェクト概要
物件名:NOT A HOTEL ISHIGAKI「EARTH」
設計者:藤本壮介建築設計事務所
所在地:沖縄県石垣市
施工箇所:室内壁・天井、テラス壁・軒天
使用素材:モールテックス(特注色・白)
Photo:Newcolor inc.
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