【施工事例】横浜ティンバーワーフ「I’m donut?(アイムドーナツ)」「dacō(ダコー)」什器を左官で製作｜波型フォルム×グレーでドーナツを引き立てる空間へ
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- 5 日前
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2025年10月、横浜みなとみらいの新複合施設 「横浜ティンバーワーフ」 に、大人気の生ドーナツ専門店 「I’m donut？（アイムドーナツ？）」 と、姉妹ブランドのベーカリーカフェ 「dacō（ダコー）」 が同時オープンしました。
今回、私たちは店舗の 什器（陳列台）を左官仕上げで製作 する機会をいただき、ブランドの世界観を支える “ウェーブ形状” の什器を手仕事で形にしました。
■ プロジェクトの背景
「I’m donut？」と「dacō」は、福岡の人気ベーカリー「AMAM DACOTAN」を手掛ける株式会社peace put が展開する話題ブランド。
今回の横浜ティンバーワーフ店は過去最大規模。
広々としたオープンキッチンや、焼きたて・揚げたてをその場で味わえるライブ感が特徴です。
【ブランドのポイント】
約30種の生ドーナツを揃える「I’m donut？」
ピザ窯で焼いた“生ナポリドーナツ”など新作多数の「dacō」
海辺のロケーションに合わせた限定メニューも多数展開
できたてを選ぶ楽しさに満ちた体験型の店舗構成
ブランドが大切にする “ライブ感” や “できたてを選ぶ楽しさ” を表現した空間づくりが、この店舗の大きな特徴となっています。
弊社は、その世界観がより際立つような、波型フォルムの什器製作を担当させていただきました。
■ 施工内容：波型フォルムの什器を左官で造形
今回の什器の特徴は、リズムのあるウェーブ形状。
ブランドの “遊び心” と “手作りのぬくもり” を象徴する形状で、左官ならではの造形力が最大限に活かせるデザインです。
● 波のように連なるリズム感
連続した曲線ラインは、店舗全体の動きを自然につくり出します。ドーナツやパンが次々と並ぶ光景を、動きのある什器がさらに引き立てます。
● グレーの左官仕上げで、ドーナツの色が映える
什器は落ち着いたグレーで仕上げられています。
この色が選ばれたのは、30種類以上のカラフルなドーナツを最も美しく引き立てる背景色だから。
実際に店頭に並ぶと、鮮やかなチョコレート、かぼちゃクリーム、ピスタチオ、ベリー系など、彩りの強いドーナツがグレーの什器によりいっそう際立ちます。
● 什器の強度・耐水性
商業施設の什器は見た目だけでなく、耐久性・メンテナンス性が非常に重要。
左官仕上げは、
表面強度
使用時の耐摩耗性
店舗に合わせた色味調整
などのメリットがあり、今回のような “大規模・高回転” のベーカリー型店舗に相性が良い素材です。
■ 「I'm donut?(アイムドーナツ？)」「dacō(ダコー)」横浜ティンバーワーフ店について
【I’m donut？】
生ドーナツ専門店
30種以上のメニュー
横浜限定「マンハッタン」「ドバイチョコレート」「かぼちゃのクリームチーズアマン」など話題作が多数
お客様自身が選ぶセルフスタイルの陳列台（今回の什器が使用されています）
【dacō】
ベーカリーカフェ
ピザ窯を使った “生ナポリドーナツ” が人気
約50種類以上の新作パン・惣菜系ドーナツ
テラス席もある開放的なイートイン
海沿いの立地、広い芝生、風が抜ける横浜臨港パーク。
その空間とともに楽しめる特別な店舗です。
■ 左官什器制作のポイント
① デザインの再現性
なみなみ形状は、曲線の滑らかさが命。角度やR（曲率）を細かく調整した無機質すぎず、柔らかすぎない絶妙なラインに仕上がっています。
② 左官材の質感
食べ物が主役の店舗だからこそ、什器が “出しゃばりすぎない” バランスを重視。
光が当たったときにほんのり陰影が生まれる、 控えめで上品なテクスチャに仕上げました。
■ まとめ｜ブランドの「楽しさ・ライブ感」を、什器から支える
今回の「I’m donut？」「dacō」横浜ティンバーワーフ店では、ブランドの勢いと世界観を、什器という “舞台” で表現することに挑みました。
波型フォルムの造形力
ドーナツが映えるグレー色
商業施設に耐える左官の強度
ブランドとの調和
このすべてを両立した什器に仕上がっています。
これから横浜エリアの新名所として、多くのお客様が訪れる場所で、私たちの什器がその体験の一部になっていることを大変光栄に思います。
■ 商業施設の什器製作・左官造形は全国対応
ブランドカラーの調色
オリジナル形状の什器製作
特殊左官仕上げ
大規模商業施設の内装施工
すべてご相談いただけます。
什器製作・特殊造形のご依頼は、お気軽にお問い合わせください。
特殊左官・モールテックス仕上げに関するご相談はお気軽に。
変化から生まれる新たな可能性 － REVERSAL事業のご紹介
「空間を創ること。それは新しい物語を描くことだ」。
そう考える私たちは、「REVERSAL（リバーサル）」というコンセプトを掲げ、工事に新たな視点をもたらしています。
REVERSALとは？
リフォームやリノベーションの枠にとどまらず、「自由な発想」を起点に、知恵・技術・経験を重ねてデザインする。それがREVERSAL事業の核です。この造語には「現状を見直し、新しい形を考える」という思いが込められています。従来の常識を覆し、革新的で意義深い空間を提供することを目指します。
建築設計士の皆様へ
REVERSAL事業では、設計士の皆様のアイデアを最大限に引き出し、実現可能なデザインへと形にします。たとえば、リノベーションが必要な案件でも、単なる修復ではなく、新しい生命を吹き込むようなプランをご提案します。これにより、設計士の方々が描くビジョンが、一層鮮明に、そしてダイナミックに実現されるのです。
想像を超える空間をともに
一緒に「新しいカタチ」を考えてみませんか？建築設計士としてのあなたの経験と私たちの技術が融合することで、これまでにない価値を創造できます。私たちのREVERSALは、単なる改装工事ではなく、未来への挑戦です。
