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Casa CABaN HAYAMA における BEALSTONE施工

  • 5月29日
  • 読了時間: 4分




Casa CABaN HAYAMA


葉山・森戸海岸。


海と山の距離が近いこの土地に、

Casa CABaN HAYAMA は静かに佇んでいる。


TOMORROWLANDによる初のホテルプロジェクト。


企画、設計、建築、内装、家具に至るまで、

全体のディレクションを手掛けたのは、

建築家・インテリアデザイナーの

パトリシア・ウルキオラ氏。


鮮やかな色彩と、手仕事による柔らかなディテール。


空間全体には、

日常から少し距離を置いたような静かな空間が流れている。



天板から端面へ。


今回、

共有ロビーの洗面台と、

客室洗面台にBEALSTONEを採用いただいた。


共有ロビーの洗面台では、

大きな骨材を用いたテラゾー表現が求められた。


その中で、

施工側として特に意識したのが、

天板から端面へと連続する骨材の見え方だった。


単純に石を散らすのではなく、

一つの骨材がそのまま流れていくように見えること。


角をまたぎ、

素材が自然につながっていくような納まりを目指した。


骨材の位置。

向き。

削り出した際の見え方。


施工中は、

一つひとつ確認しながら調整を重ねていった。



「これはどうやって造ったの?」


完成後、

パトリシア・ウルキオラ氏にロビー洗面台をご覧いただいた際、

天板から端面へと連続する骨材表現について、


「これはどうやって造ったの?」


という言葉をいただいた。


設計意図を忠実に形にすること。


それは施工において、

当然の前提だと思っている。


ただ、

実際の素材と職人の手仕事が加わることで、

図面やCGでは見えなかった表情が生まれることがある。


今回の洗面台は、

その感覚を強く感じた現場だった。



客室に馴染む質感る


客室側の洗面台では、

ロビーとは対照的に、

細かな骨材による柔らかな表情を採用している。


ベージュからホワイトへと続く穏やかな色合い。


強い存在感を持たせるというより、

空間全体に自然と溶け込むような質感を目指した。


同じBEALSTONEでも、

骨材のサイズや色によって、

空間の印象は大きく変わる。


ロビーと客室。


それぞれ異なる役割を持つ空間に合わせて、

素材の表情も調整していった。



素材が、空間の印象を決めていく。


施工は、

設計意図を形にする仕事だと思っている。


ただ、

素材そのものの表情や、

実際に人の手でつくられる過程によって、

空間に新しい魅力が加わる瞬間がある。


図面だけでは伝わらない質感。


CGでは表現しきれない素材の奥行き。


そうした部分まで含めて、

空間を完成させていくことが、

私たちの役割の一つだと考えている。




Project:Casa CABaN HAYAMA

Photo:ナカサアンドパートナーズ



素材のこと、納まりのこと、空間との相性のこと。

計画段階のご相談から、お気軽にお問い合わせください。





変化から生まれる新たな可能性 ―REVERSAL事業について―


空間をつくることは、

単に新しく整えることではなく、

その場所や価値や役割を、もう一度見つめ直すことだと考えています。


私たちは、

「REVERSAL(リバーサル)」というコンセプトのもと、

既存空間に新たな視点を与える取り組みを行っています。



REVERSALとは?


REVERSALは、

リフォームやリノベーションという言葉では捉えきれない、

"空間の再編集"を行うためのプロジェクトです。 


既存をただ更新するのではなく、

そこにある素材、構造、空気感を読み取りながら、

新しい価値へとつなげていく。 


そのために必要なのは、

固定された発想ではなく、

状況に応じて視点を反転させる柔軟さだと考えます。


REVERSALという言葉には、

「現状を見直し、新しい形を考える」

という意味を込めています。



建築設計士の皆様へ


REVERSAL事業では、

設計者のアイデアやコンセプトを読み取りながら、

施工・素材・納まりまで含めて空間を組み立てていきます。


たとえば、

改修を前提とした案件においても、

単なる原状回復ではなく、

既存空間の魅力を活かしながら、

新しい用途や価値を与える方法を一緒に考えていきます。


図面だけでは整理しきれない部分を、

実際の素材や施工によって補完していくことも、

私たちの役割の一つだと思っています。



想像を超える空間を、ともに。


設計者の視点と、

施工者としての技術や経験。


その両方が重なることで、

空間には新しい表情が生まれることがあります。


REVERSALは、

単なる改装工事ではなく、

既存空間の可能性を再発見していくための取り組みです。


変化を加えることではなく、

そこに眠っている価値を引き出すこと。


私たちは、

そうした空間づくりを目指しています。

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