広尾の古い中華店が、14席のビストロへ。人柄と想いでつかんだ、ヨシダハウス開業までの物語
- 2024年10月9日
- 読了時間: 4分
広尾という街で、ひとつの小さな店が新しい時間を刻み始めました。
現在、予約の取りにくい人気ビストロとして多くのお客様に愛されている「ヨシダハウス」。
その始まりは、40年以上続いた一軒家の中華料理店でした。
今回は、物件探しから開業準備、そして店舗づくりまで伴走した、ヨシダハウス誕生のストーリーをご紹介します。

ヨシダハウス誕生の物語|「この場所なら、吉田さんのお店ができる」と感じた広尾の一軒家物件
吉田さんとの出会いは、飲食関係の先輩から私たちをご紹介いただいたことがきっかけでした。
初めてお会いした時の印象は、穏やかで誠実な人柄の素敵な方だということ。
同じ九州出身ということもあり、自然と会話が弾み、これからつくりたいお店のイメージや料理への想いをたくさんお聞きしました。
当初、吉田さんが探されていたエリアとは少し違いましたが、私たちは広尾にある一軒家の居抜き物件をご提案しました。
それは、40年以上続いた中華料理店の跡地。
一見すると、そのままでは吉田さんが思い描くビストロとは大きく異なる空間でした。
しかし、長く地域に愛されてきた場所であること、そして一軒家ならではの落ち着いた雰囲気は、吉田さんが目指す「人との距離が近いビストロ」に合う可能性を感じました。
「この場所なら、吉田さんのお店ができる」
そう感じ、物件をご紹介しました。
吉田さんはその日の夜に現地を確認。
そして翌日、出店への決断をされました。

競争率の高い物件を取得できた理由
人気エリアである広尾。
当然、多くの出店希望者が検討する物件でした。
そこで私たちは、ただ申込書を提出するだけではなく、
「どんな人が、どんな想いで、この場所で店を始めるのか」
を伝えるため、吉田さんの経歴や人柄、開業への想いをまとめた資料を作成。
物件オーナー様へ提案しました。
結果として、吉田さんにこの場所を託していただくことができました。
小さなお店の開業では、物件情報だけではなく、
「誰が、この場所で店をつくるのか」
も大切な判断材料になります。

古い中華店から、温かなビストロへ

取得した物件は、広尾で40年以上営業していた中華料理店。
長い年月を刻んだ空間を、吉田さんが目指すフランス料理店へ生まれ変わらせるため、フルリノベーションを行いました。
限られた空間の中で、
・カウンターで料理人との距離感を楽しめる店
・ワインをゆっくり味わえるテーブル席
・一人でも、大切な人とも過ごせる雰囲気
を大切に設計。
14席という小さな空間だからこそ、お客様との距離が近い店になりました。
初めての開業だからこそ、相談できる相手が必要だった
吉田さんは今回が初出店。
物件探し、資金計画、内装、開業準備。
飲食店を始めるまでには、決めることが数多くあります。
吉田さんからは、
「物件選びから開業まで一貫してお願いできたことが大きかった」
とお話しいただきました。
飲食店開業は、物件が決まって終わりではありません。
その場所で長く続く店をつくるためには、
物件と内装、そして店主の想いをつなげることが大切です。
担当・起(オキ)より
吉田さんに初めてお会いした時、ジェントルマンで、とても素敵な方だなという印象でした。
だからこそ、この広尾の物件をご提案したいと思いました。
開業後はコロナ禍という大きな壁もありましたが、持ち前の人柄と料理への想いで乗り越え、今では多くのお客様に愛されるお店になっています。
小さなお店には、大きなお店にはない魅力があります。
店主の想いが、そのまま空間や料理、そしてお客様との関係につながっていく。
ヨシダハウスは、まさにそんな一軒だと思います。
これからも応援しています。
所在地:渋谷区広尾5-20-5
アクセス:広尾駅より徒歩8分
業態:フレンチ
店舗面積:
席数:14席(カウンター6席、4名テーブル×2)
開業:2019年1月
居抜き物件から理想の店をつくるために
居抜き物件は、条件によって初期費用を抑えられる大きな可能性があります。
しかし、本当に大切なのは「安く始めること」ではなく、「その場所で、自分らしい店を続けられるか」ということ。
10坪店舗では、物件探しから店舗づくりまで、小さな飲食店の開業を一緒に考えています。









